ロートアイアン製窓格子・面格子・防犯格子を全国販売。ハンドメイド日本製の3年保障付

玄関横面格子をオーダーされた熊本市深江様宅ご訪問

この度は、熊本市内の深江様より玄関横の窓にロートアイアン面格子をご依頼いただきました。
取付後約３か月が経ち、この度貴重なお時間を頂きご感想を伺うことが出来ました。

−お話を伺ったお客様−
【お施主様】 深江様ご主人（写真右） 深江様奥様(写真中央）
【業者様】 大成建設ハウジング株式会社 リフォーム営業部　宮田様（写真左）

今回制作・取付をした面格子について

― 仕様 ―
サイズ	：	たて１０５０　ｘ　よこ１０６５ｍｍ
材料	：	ロートアイアン無垢鉄角
防錆下処理	：	カチオン電着
塗装	：	アクリル粉体焼付，つや消しブラックアンティーク加工

― 代表コメント ―

当店では、建物に付ける面格子等には、防錆下処理として塗装の前に「カチオン電着」をしております。 ロートアイアンを長持ちさせ、メンテナンスを楽にするだけでなく、将来建物自体に錆によるダメージを与えないための工程です。

１．玄関まわりのデザインに合う面格子をずっと探していました

−		取付から約3か月が過ぎましたが、いかがでしょうか？
深江様	：	立派なものが来てびっくりしました。 実は今回の面格子が四代目です。 今度は一生モノが付きました。 最初の面格子は鉄格子のようで、すぐに外してしまいました。 その後取り付けたものはデザインが細かくて気に入っていたんですが、拭きにくく、手入れが大変でした。 今回は、前のものが古くなって取り換え時かと、家を改築してもらっている出入りの業者さんに頼んで探してもらいました。

２．一般的な面格子は単純なデザインのものばかりでイメージに合いませんでした

深江様	：	宮田さん（注：業者様）が見つけてきてくれるものは、ひし形みたいな単純なものばかりで、どれも気に入りませんでした。 それでも、絶対どこかにあるはずだと探してもらっていたんです。
−		当店のホームページを見られたのはどちらですか？
深江様	：	宮田さんです。 私たちはパソコンを使うのに慣れていませんので、すべて宮田さんにお任せしました。

３．業者様との連携で希望のものが出来ました

深江様	：	今回取付ける窓のそばの間仕切りに面格子が付いていて、それとデザインを合わせたかったんです。
−		鋳物で出来たかなり細かい唐草模様の面格子ですね。 同様のものを手造りのロートアイアンで制作すると、かなりの価格になってしまいます。
深江様	：	はい、そう宮田さんから聞きました。 建物を改築したばかりで、面格子にそこまでは掛けられないと思いました。

−

それで、デザインを少しシンプルにすることを宮田様にご提案しました。 鋳物では簡単に出来る唐草模様の細かい「ヒゲ」のような部分も、すべて手造りのロートアイアンで表現すると手間がかかるため「ヒゲ」の数だけコストが加算されます。 それをデザインから取ればかなりコストダウンにもなり、かつロートアイアンののびのびとした曲線の美しさが際立ちます。 当店では、思い切ってロートアイアンが一番美しく見えるかなりシンプルで曲線の美しいデザインをご提案しました。 今振り返ると、施主様のどうしてももう一つの面格子に合わせたいというお気持ちをよくくみ取れず、申し訳なかったと思います。 それに対し、宮田様はさすがに施主様のお気持ちをよく理解され、「ヒゲ」を取ったデザインで間仕切り用の面格子の雰囲気を留めた折衷案をご提示されてきました。

深江様	：	宮田さんに任せておけば間違いないと思っています。 おかげで一生モノが出来上がりました。 正直欲を言えば、もう少し細いアイアン棒でもっと細かいデザインに出来れば申し分なかったと思いますが。
−		今回のように施主様と遠く離れており、業者様からのご依頼の場合、弊店が施主様のご希望を完全に把握するには十分なお時間（2週間程度〜）を頂き、時には直接お話を伺うことが重要になります。 もちろん、デザインは何度も見て頂き、納得がいった時点で制作に入ることになります。 ご遠慮なくご意見を頂きたいと思います。

４．こういったものを望んでいる人は、全国にいっぱいいると思います

深江様 (ご主人様）	：	今日は本当に遠くからお越しいただき、正直最初に宮田さんからお話を聞いたときには疑いました。 大したもんだと思っていますよ。
−		今回はご無理をお聞きいただき、本当にありがとうございました。 自分で手掛けたものですので、出来れば納まった様子を確認したいといつも思っております。 制作者全員そう思っています。 ちゃんと付いたか、嫁ぎ先でちゃんとやっているかどうかと。。（笑）

深江様 (ご主人様）	：	最初、家内からこういった意匠の面格子を付けると聞いた時は、何もそこまで凝らなくてもと思ったんですが、付いてみればなるほどと。
深江様 (奥様）	：	九州にはこういう西洋風の凝ったエクステリア、面格子を作っている会社はなかなかないと思います。 繊細でステンドグラスが入ったものとか、美しいものがあれば、欲しがる人は必ずいると思いますよ。
深江様 (ご主人様）	：	高級な建物を建てる会社も、エクステリアに手の込んだものを付けることまではなかなかしないようだから、そういうところに需要はあると思うね。
深江様 (奥様）	：	素敵なものを欲しい人は欲しいのよ。
深江様 (ご主人様）	：	こういったものを望んでいる人は、全国にはいっぱいいるだろうね。 そういうところに納めて、喜ばれて、どんどん大きな会社にしてくださいね。
−		ありがとうございます。 お二人のお言葉、本当に励みになります。 今回ご縁が出来て感謝しております。 今後ともよろしくお願いいたします。
深江様 (奥様）	：	また来てくださいね。

―ご訪問を終えて―

今回は約３時間半掛けて思い切って熊本まで出向きましたが、その理由はひとつ、仲介された業者様の「声」から出るお人柄に魅かれてのことでした。 インターネット通販による遠隔地のお客様とは、電話による「声」とメイルの「活字」のみで繋がっています。このふたつが命綱、うまく生かされないと良い仕事はできません。 私は今後もこのふたつを大事にしていきたいと考えております。 宮田様のお声は、聞く相手に安心感を持たせ、相手を包み込むようなおおらかな感じです。 このご縁を大切にしたいと思い、足を運びました。 その宮田様に大きな信頼を寄せておられる施主様の深江様もまた、素敵なおおらかなご夫婦でした。 私もかく在りたいと思いました。 インタビュアー：伊藤　ひろみ 2013/4/30

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